QUONProject

QUONProject

人とのつながり、自然とのつながり
そして、社会とのつながり

創業当初からいくつものメセナ活動に携わってきました。
その中で大きくなった、本業であるコスメづくりを通して、人と人、人と自然、さらに人と社会のつながりを大切にした、持続可能な世界を目指したいという思い。
それを現実のものとするために2010年からスタートしたのが「QUONプロジェクト」です。
原料の生産者や関連企業など、様々なパートナーとともに、次の世代のための利益を生み出すサスティナブルなコスメや取り組みを発信しています。

QUONProject

シンボルは、永遠性の象徴でもある「非時香実」

ロゴマークは、古くから日本に野生している「非時香実(ときじくのかぐのこのみ)」がモチーフ。
「いつまでも香りが消えない果実」として永遠性と神秘性が崇拝されてきた、日本固有の柑橘種です。

01/日本の農業に未来を

植物の持つ力をコスメに生かすことができるよう、日本各地の生産者さんから顔の見える素材を使い、オリジナル原料を開発しています。
化粧品会社としてできるサスティナブルな取り組みのひとつとして、できるだけ自然の営みに添った方法で育てられているものや、耕作放棄地などの社会的な課題を持つ場所で栽培されている素材を選び、農業とも向き合うことで、次の世代へと繋がる化粧品づくりに取り組んでいます。

02/日本の福祉に未来を

「社会事業」と「営利事業」を一体化したサスティナブルなコスメの実現に向けた活動のひとつが、ステークホルダーとしての障がいのある方々が働く施設との連携です。
たとえば新潟県にある「あおぞらソラシード」では、越後杉の間伐材や大和茶などの蒸留や搾油を担当。QUONのパッケージ材に用いている手漉きの紙は、奈良県「青葉仁会」のみなさんが制作したもの。
その他、施設オリジナル商品のプロデュースなど、雇用と自立支援のための仕組みに取り組んでいます。

03/日本の森林に未来を

パッケージには、間伐材を原料としたエコ素材などを使用しています。その一部には社員も関わっており、植林保護活動で伐採した間伐材を薬品や熱を一切使用せずにパルプ化し、手漉き和紙のパッケージ素材として採用したものも。
また、コスメ原料となる素材は山間の地域で栽培されているものも多く、山にまつわる課題もまた身近な話題です。
現状を知り、化粧品を通じて関わり、世に伝えていくことで日本の山の保護をする。そんなメッセージを込めて、地道な活動を続けています。

04/日本の産業に未来を

「QUONプロジェクト」は、農林水産省・経済産業省から「農商工等連携事業計画」として認定を受けています。今後も地域や産業の活性化に取り組んでいきます。

<認定・受賞歴>
2010年 農商工等連携事業計画採択
2013年 グッドデザイン賞
2014年 ソーシャルプロダクツアワード大賞
2015年 がんばる中小企業・小規模事業者300社(奈良県)
2016年 第2回 ジャパンメイド・ビューティ アワード 最優秀賞
2017年 地域未来索引企業(佐賀県)
2018年 唐津コスメティックファクトリー(FACTO)稼働開始