FACTO

地域のみなさんといっしょにDIYで作り上げたFACTO

元ペットボトルリサイクル工場跡地に建設したFACTOは、JCCや地域のみなさんのご協力のもと、DIYを施し作り上げました。
地域の人々といっしょに歩むのは、気軽に立ち寄り、集い、使ってもらえる工場にしたいという想いから。
またDIY資材は、地域に根差した活動を続けている日本各地の団体から材料を取り寄せ、机や下駄箱などのインテリアをはじめ、床材や壁材などに採用しています。

唐津焼の壁面スタイル〈唐津：健太郎窯〉／蠣殻を使った珪藻土の壁〈糸島〉／皮むき間伐材を使用した壁、机、下駄箱〈糸島〉／間伐材を使用した床、壁〈西粟倉：森の学校〉／自然栽培の大和茶と渋柿で塗装した床〈奈良〉

全国の農作物の原料化を通じて、風土の魅力を活かした産業をつくる

唐津での工場新設は、長いあいだ取り組んできた「地域発素材をコスメ原料とする」活動のひとつ。
この想いを全国に広げるために、行政との距離が近く、農業にも工業にも携わるかたが多い自然豊かな唐津の土地の利を活かしながら、唐津産や佐賀産はもちろん、全国の農産物や自然素材を取り寄せ、製造し、原料として販売を行っています。
今まで大切にしてきた農業との結びつきを忘れず、人口減少などの問題を抱える地方において、風土の魅力を活かした新たな産業や商品をつくり出す。そのことが、より豊かで活気のあるまちづくりのきっかけになればと考えています。